平成24年6月5日(火)6日(水)県連女性部約60名が被災地支援活動の一環として、昨年の台風12号による豪雨災害で甚大な被害に見舞われた地域の視察に行ってまいりました。
新宮市では、濱口県議から被災後川舟下りの利用者も減少しているとの話を聞き、支援活動になるのではと川舟下りを計画いたしました。
当日は、あいにくの雨の中、変わり果てた姿の熊野川を1時間30分かけて川舟で下り、身近に熊野川流域を視察し、熊野速玉大社に到着しました。
そこで、尼さんが新宮参詣曼荼羅の絵解きをして下さいました。
平安時代から多くの人々から篤い信仰を集めてきた伝説を分かり易く解説いただいた後、熊野速玉大社を正式参拝いたしました。
また第20回文化勲章を受け、新宮市名誉市民の作家・詩人・評論家佐藤春夫の記念館も見学し、新宮モダン文化にも触れました。
那智勝浦町では、植地篤延副町長による台風被害の悲惨な土砂災害状況を映像を交え説明を受けました。
翌日は、大きな石がごろごろした那智川流域を視察した後、熊野那智大社を正式参拝しました。
朝日宮司が、当事二階代議士がいち早く現地に入り、また谷垣総裁・自民党国会議員も視察してくださったことについて感謝を述べられたことが、非常に印象的でした。
那智山青岸渡寺・那智の滝を参詣した後、日高川町にて、中村政調会長・花田県議出席のもと、玉置俊久町長による災害状況や当時の対応について研修を受けました。
二日間自民党女性部だからこそできる有意義な研修会や体験ができました。
この研修を通して、感じたことは、災害の際いち早く何らかの手助けすることの大切さ、泥を除去するなどの労働だけでなく、年齢を重ねた私達女性にでもできる皆様に喜んで頂ける支援活動もあるということを実感致しました。
今後とも自民党女性部として少しでも地域のお役に立てる活動をしていこうと心に誓った良い研修でありました。